📈
2026年 累計初診数(1-5月)
201
+9.8% vs 前年同期(183)
📅
直近月 初診数(4月)
49
+40.0% vs 前年同月(35)
✅
2026年Q1 検査到達率(コホート)
22.7%
検査30件 / 初診132件(前年Q1: 44.1%)
💰
2026年Q1 契約率(コホート・暫定)
9.8%
契約13件 / 初診132件(タイムラグあり)
月別初診数推移(2023-2026)
ファネル分析(初診→検査→診断→契約)年度比較
検査移行率 & 契約率の推移(半期別)
認知媒体構成比(年別)
2023年 (n=441)
2024年 (n=461)
2025年 (n=384)
2026年1-5月 (n=201)
認知媒体の年次推移(積み上げ棒グラフ)
年度別 契約コンバージョン
年齢分布(2026年1-5月)
初診担当Dr別件数(2026年1-5月)
初診結果の内訳(2026年1-5月)
2026年 月別 × 認知媒体ヒートマップ(1-5月)
改善レポート & アクションプラン
📊 エグゼクティブサマリー
2026年1-5月の初診数は201件(前年同期比+9.8%、+18件)。月平均40件(1-4月平均は45件、5月は途中で20件)で推移。
特に4月は49件(前年同月+40.0%)と4月として過去最高を記録しました(単月の全期間最高は2024年3月55件)。
一方で、5月は5/27時点で20件と前年5月(37件)比でペース減速の兆しがあります。
最重要課題: コホート別コンバージョンの急落(2026年Q1)
2026年Q1初診132件のうち、検査到達わずか30件(22.7%)、契約到達13件(9.8%)。
前年Q1コホート(44.1% / 39.6%)と比べて検査到達率-21.4pt、契約到達率-29.8ptの急落。
なお2026年1-5月全体では、初診結果が「検討」73件・「未定」89件(合計80.6%)で、結果記入漏れ+検討滞留が同時に発生している状態。
Q1初診から既に2-5ヶ月経過しており、純粋なタイムラグだけでは説明できない水準。運用フロー全体の再点検が急務です。
📝 前回(2026-04-02)施策の効果測定
前回ダッシュボードで提示した7施策のうち、データで効果が確認できる項目を点検します。
施策1 初診当日の検査誘導 — 未達
- 2026年Q1の当日検査: 当初8件(6%) → 1-5月で10件(5.0%)。むしろ割合は微減
- 「初診当日の検査ができますよ」の声かけ標準化と、当日検査枠の確保が機能していない可能性
施策2 「検討」への48時間フォロー — 効果検証不能
- Q1「検討」70件 → 1-5月「検討」73件。検討→検査転換数は集計値だけでは追跡不能で、個票・フォロー送信ログ側で検証必要
- 当初仮説「20%が検査に進めば +14件検査・+5件契約」に対して遠く未達。フロー自体が未稼働の可能性
施策3 「検討」理由の分類記録 — 未開始
- 初診カルテに「検討理由」列を追加していれば、ここで分布を出せたはずだが、現在のデータには無い
- 結果として原因仮説立てが3ヶ月遅れている
施策4 ライト・モデレートプラン訴求 — 未達
- 2026年1-5月の契約13件のうちフル11件、ライト1件、モデレート0件
- 「〜40万円」希望層は32件(16%)あるが、ライト/モデレート契約に転換できているのは1件のみ
施策5/6 Googleクチコミ & SNS強化 — 部分的に効果あり
- SNS: 2025年通年15件 → 2026年1-5月で23件(年間55件ペース=前年比+267%)。施策の効果が顕著
- クチコミ: 2025年通年22件 → 2026年1-5月で9件(年間22件ペース=横ばい)。Googleレビュー促進カードはまだ手応え薄
施策7 矯正歯科ネット費用対効果検証 — 継続観察中
- 2025年通年51件 → 2026年1-5月21件(年間50件ペースに復活)。3月の1件は一過性だった可能性
- 掲載費と獲得件数の比較は別途データが必要。継続判断は7月時点で再評価推奨
⚠️ 構造的所見
HIGH施策(1-3)はいずれも運用フローを変える施策であり、現場での実装には院内合意・トーク練習・カルテ改修が必要。
一方MID施策(5/6)のSNS発信は単独で実行可能なため成果が出やすい。
次のアクションは「現場運用に踏み込む」ことが鍵。SNSのような外形施策だけでは検査・契約転換率は上がらない。
📈 トレンド分析
✅ ポジティブトレンド
- 初診数の堅調な伸び: 1月41件→2月44件→3月47件→4月49件。4ヶ月連続で月40件超、4月は単月過去最高
- SNS経由の急伸: 2025年通年15件 → 2026年5ヶ月で23件。月平均4.6件と前年(1.3件/月)の3.5倍
- 紹介の安定基盤: 2026年1-5月で28件(年間67件ペース)。2025年通年79件に近い水準を維持
- 問い合わせ→予約率100%: 2026年は予約数値表で全月100%を維持(出典: ☆予約数値表-2026)。電話・メール対応のフロントエンドは無傷
⚠️ 要注意トレンド
- 検査到達率の崩壊: 2025H1(44.5%)→ 2025H2(34.3%)→ 2026 1-5月(14.9%)。1年で-30pt。タイムラグを考慮しても異常な低下
- 契約到達率の崩壊: 2025H1(41.6%)→ 2025H2(28.6%)→ 2026 1-5月(6.5%)。同様に1年で大幅低下
- 「未定」記入漏れの拡大: 初診結果が空欄のまま89件(44%)。カルテ運用そのものが回っていない可能性
- 5月の初診減速: 5/27時点で20件。前年5月37件比で年率換算-38%。GW影響を超えた減少の可能性、6月初頭に再確認必須
- タイムラグの内訳: 1-2月初診の最終契約はすでに反映済みのはず(5ヶ月経過)。それでも契約13件は前年同期75件比で-83%
🔍 チャネル別ディープダイブ(2026年1-5月)
1. HP(ホームページ)- 主力チャネル + 微増
1-5月で110件(55%)。年間264件ペースで2025年(202件)から+31%の伸び。
依然として主力だが、HP経由は「とりあえず相談」層が多いため検査到達率が低い構造的傾向。今期はその比率がさらに悪化している可能性。
2. 紹介 - 堅調
1-5月で28件(年間67件ペース)。2025年通年79件に近い水準を維持。
紹介経由は検査・契約ともに本来最高コンバージョン。それでも今期の全体コンバージョン低下は紹介層にも及んでいる可能性 → カルテ確認推奨。
3. クチコミ - 横ばい
1-5月で9件(年間22件ペース)。2025年22件と同水準で、伸びてはいない。
施策5「Googleレビュー促進カード」が現場運用に乗っていない可能性。導入状況の点検が必要。
4. SNS - 急成長
1-5月で23件(年間55件ペース)。2025年15件比で+267%。
施策6「投稿頻度倍増」「ストーリーズ空き枠告知」が機能している可能性大。これが今期唯一の明確な成功施策。
5. 矯正歯科ネット - 復調
1-5月で21件(年間50件ペース)。前回ダッシュボード時点(3月単月1件)は一過性だった。継続判断は7月時点で再評価。
6. 広告 - 微増
1-5月で7件。2025年全年4件比で+75%。ただし広告経由は「✖インビザ不可」判定も含まれており、ターゲティング精度の改善余地あり。
🚨 新ボトルネック分析 & 改善施策
ボトルネック① カルテ運用そのものが崩れている(最緊急)
2026年1-5月の初診結果欄: 「未定」(空欄)が89件(44%)、「検討」が73件(36%)。
1-2月初診(既に4-5ヶ月経過)でも空欄が残っているとすれば、カルテ運用フロー自体が止まっている可能性が高い。
数字の解釈以前に、データ整備が必要。
HIGH 施策A: 「初診結果未入力ゼロ」運用の即時開始
- 毎週金曜、前週分の初診カルテで「初診結果」「検査日」「契約日」欄が空欄の症例を全件レビュー
- 記入権限と責任者(DH/受付)を1名に確定し、週次のチェックリストに組み込む
- カルテシステム側で「初診結果」を必須項目化する(Sheets側で条件付き書式で赤くする等)
- 期待効果: 来月時点で「未定」を10件以下に減らし、本当のコンバージョン率を可視化できる
ボトルネック② 検査到達率が前年比-21pt — 検査誘導が機能していない
2026年Q1コホート: 検査到達22.7%(前年44.1%)。当日検査も10件(5%)と前回施策後も改善せず。
前回HIGH施策「当日検査の標準化」「48時間フォロー」が現場運用に乗っていない可能性。
HIGH 施策B: 当日検査トークの強制実装+週次モニタリング
- 初診終了時の「今日この後、検査もできますよ」声かけを朝礼ロールプレイで週1回練習
- 当日検査枠を1日1〜2枠、午後に明示的に空けておく(スタッフ全員のシフト表に「当日検査枠」を可視化)
- 週次で「当日検査誘導率」(初診件数のうち何件で声をかけたか)を計測 → 100%声かけが目標
- 期待効果: 当日検査5%→10%(前年水準復帰)、月+5件の検査
HIGH 施策C: 「検討」フォローの責任者明確化 + 実行ログ
- 前回提案の「48時間以内フォロー」が成果ゼロ → 誰がいつ送るかが決まっていないと推測
- カルテに「フォロー送信日」「返信有無」を記録する欄を追加し、週次集計
- 送信テンプレートを3本(費用/時期/家族相談)固定し、毎週月曜にまとめて送る運用に変更
ボトルネック③ ライト・モデレート契約がゼロに近い
2026年1-5月の契約13件: フル11件、ライト1件、モデレート0件。
「〜40万」希望層32件(16%)、「40〜70万」希望層47件(23%)に対して、ライト/モデレート契約は1件のみ。低予算層の取りこぼしが構造化している。
MID 施策D: 予算別の初診トークスクリプト分岐
- 初診時に予算ヒアリングを先に行い、「〜40万」「40〜70万」希望者には最初からライト/モデレートのケーススタディを提示
- 「フルは難しいけど前歯だけならできる症例」のBefore/After写真集を診療室に常設
- 低予算層のフル提案 → 高確率で「検討」止まりになっているパターンを根本的に変える
ボトルネック④ SNS流入が活きていない
SNS経由は1-5月で23件(前年比+267%)と成功しているが、SNS流入の検査・契約転換率は別途要検証。流入と転換の温度差がある可能性。
MID 施策E: SNS流入患者の追跡 + 投稿内容の質的見直し
- SNS経由23件のうち、検査・契約に進んだ人数を別途集計
- 投稿コンテンツは「症例ビフォーアフター」「料金・期間の透明化」を増やし、「とりあえず相談」層を減らす
- ストーリーズの空き枠告知は予約までの導線を短くするので継続
LOW 施策F: クチコミ促進カードの導入状況点検
- クチコミ流入が伸びていない(年間22件ペース=前年と同水準)
- 前回提案の「Googleレビュー投稿カード」が現場で渡されているか実地確認
- 渡していなければ、矯正完了時のフローに組み込む
👥 患者プロファイル分析(2026年1-5月)
年齢構成
20代が最多112件(56%)、次いで10代以下32件(16%)、30代36件(18%)。
前年Q1(20代50%)と比べて20代の比率がさらに上昇しており、ターゲット層の集客は強化されている。
一方で40代以上は20件(10%)と少なめ。
性別構成
女性154件(77%)、男性42件(21%)。例年通り女性比率高い。
SNS経由が増えていることと整合的(Instagramの矯正情報は女性向けコンテンツが多い)。
予算分布
- 70〜90万円: 73件(36%)— ボリュームゾーン
- 40〜70万円: 47件(23%)— ライト/モデレート訴求の本命層
- 90〜120万円: 44件(22%)— フル契約の中心層
- 〜40万円: 32件(16%)— ライトでも厳しい層、部分矯正一択
- 120万円〜: 1件 / 不明: 4件
支払い方法の傾向
- 一括支払い: 83件(41%)
- 分割払い(月6万円/手数料なし): 78件(39%)
- デンタルローン(月2-4万円/手数料あり): 35件(17%)
- その他: 1件 / 不明: 4件
分割払い39%は契約のフロントラインに居る層
「分割払い(自院手数料なし)」希望者は78件と多く、月6万を提示できれば心理的ハードルは下がる層。
この層への「分割払い具体例カード」を初診時に渡しているか確認推奨。
担当Drの集中
1-5月の初診担当(Dr記入済111件): 南舘72件(記入分の65%)、赤間18件、中村10件、増岡6件、戸苅3件、渡部2件。
Dr欄未記入は90件(来院前/結果未確定など)。
南舘先生1人で記入済分の2/3を担当。初診のキャパシティが院長依存になっており、検査誘導の標準化が個人技に依存するリスクがある。
🎯 優先アクションプラン(2026年6月〜)
| 優先度 |
施策 |
担当 |
期待効果 |
期限 |
| HIGH |
A. 初診結果未入力ゼロ運用(週次レビュー) |
受付/DH責任者 |
「未定」89→10件以下 |
6月第1週開始 |
| HIGH |
B. 当日検査トーク朝礼ロープレ + 枠確保 |
院長+DH全員 |
当日検査5%→10%、+5件/月 |
6月中 |
| HIGH |
C. 「検討」フォロー担当固定 + ログ化 |
受付1名指名 |
検討→検査転換 1.4%→10% |
6月第2週 |
| MID |
D. 予算別の初診トークスクリプト分岐 |
院長設計→全Dr |
ライト/モデレート月+2-3件 |
6月末 |
| MID |
E. SNS流入患者のコンバージョン追跡 |
SNS担当+受付 |
流入の質を可視化 |
7月集計 |
| LOW |
F. クチコミ促進カード実地点検 |
DH |
クチコミ+3件/月 |
6-7月 |
| LOW |
G. 矯正歯科ネット費用対効果検証 |
院長 |
広告費最適化 |
7月 |
🎯 6月の絶対目標
1. 「未定」89件をゼロに(カルテ運用復旧)
2. 6月分の初診結果は当日記入を100%実現
3. 6月第1週に「検討」73人全員へ一斉フォロー(過去分の取り戻し)
これができないと数字の信頼性が確保されず、施策効果も測定できません。
2026年通年の目標
1-5月の月平均初診40件ペースが維持できれば、年間480件で2024年に近い水準。
検査到達率を2025年水準(40%)に戻せば、年間検査192件 → 契約160件が見えてきます。
ただしカルテ運用を建て直さないと、この目標達成は測定不能。6月は数字を作るより、データを作る月です。